バイオリンを独学することについて

私は大人になってからバイオリンを始めたのですが、最初は独学から入りました。というのも当初は楽器演奏に関する知識が全くと言っていいほど無かったためです。

バイオリンどころか他の楽器をやったこともないですし、当然楽譜も全く読めない状態です。

なのでバイオリンが難しい楽器だという認識は当時あまり持っていませんでした。「演奏して誰かに聞かせるわけでもないし、教本でも読みながらゆっくりやれればいいかな」というぐらいの感覚で、ネットで安めのバイオリンを購入して初めてしまいました。

初めてみてわかったのは、一般的にバイオリンというのは教室に通って先生に教えてもらうというのが前提になっているということです。本屋でバイオリンに関する教本を探しても、最低限の基礎知識が紹介されてるだけで、その後すぐに練習曲の楽譜が出てきます。今思えば、とても全くの初心者を想定して書かれているとは思えない内容です。きっと最低限教室で先生に習っているというのが前提にあって、習い始めの初心者の方々に向けて書かれている本なのでしょう。

私は自分なりにいろいろやって見たものの、結局独学は諦めて教室に通うようになりました。教室は教室で同じような社会人の生徒さん仲間とも出会えたので、今思えば私にとってはとても良い選択だったと思います。

ですが、最近「独学」を前提にした以下のようなバイオリン教材もあることを知りました。

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最初からこういう教材があるという事を知っていれば、独学でもそこそこ弾けるようになっていたのかもなと思います。

教室に通っていると言ってもやはり社会人ですから、そんなに毎日は練習できない事が多いです。私も教室に通い始めて4年ほど経ちますがやはり教室に通っていた「期間」よりも、とにかく楽器を触っていた「日数」の方が重要だと感じています。同じ教室の生徒さんでも毎日練習されてる方は本当にレベルが違います。仮に独学であっても、頻繁に楽器に触って練習できる方であれば、練習量に比例して上達していけるのではないかと思います。

あと、楽器についてなのですが、私はネットで購入しましたが、ネットで安い楽器を購入するときには少し注意点があります。ある程度の経験者のかたであれば問題ないのですが、全くの初心者の方だと購入するバイオリンは完全に弾ける状態に調整が済んであるものでなければ厳しいです。ネット上で安価に購入できるものの中には弦を張るところから自分で行わないといけないものもあります。上で紹介した教材ではすぐ弾ける状態に調整済みの楽器をセットで購入することもできるようになっていますので、その点もおすすめです。

当時私が購入した楽器は6万円〜7万円のものでした。これでもかなり安いものを探してきたつもりです。普通にお店で買うと初心者用のものでも10万円以上はします。楽器屋さんでは店舗の家賃や店員さんの技術料などもどうしても含まれてきてしまいますし、これは仕方のないことだと思います。その分楽器屋さんでは初心者でも安心して購入する事ができます。ネット上では自己責任での購入になりますので、ある程度信頼できそうなお店で調整済みの楽器を購入するようのが良いと思います。

あと、少し細かい話になってしまうのですがセット内容にある「ミュート」という器具について、これは自宅で練習される場合はかなり重要です。紹介ページに載せられているミュートはゴム製のもので、これは楽器を傷付ける心配が少なく、安心して使用できるのが良い点なのですが、消音機能で言えば断然以下のような金属製ミュートの方が上です。

私も最初はゴム製のミュートを使っていたのですが、昼間でもお隣さんへ気を使って思い切り弓を使う事ができないぐらいの音が鳴ってしまいます。金属製ミュートは消音効果がかなり高いので、これだけでサイレントバイオリンと同じぐらいの音量にまで抑える事ができました。(実はサイレントバイオリンと言えども音はかなり鳴ります。夜遅くなってからは練習を控えた方が良いでしょう。)