※「RG1300」の後継機、「RG1400」が発売されました。

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輪ゴムに回転をかけることによってより遠くまで安定して輪ゴムを飛ばすことができる。相楽製作所独自の機構を搭載した新しいかたちの輪ゴム鉄砲です。

長距離射撃のために開発されたこの新しい輪ゴム鉄砲は、従来の輪ゴム鉄砲が空気抵抗によって発射後すぐに失速してしまう問題を輪ゴムに回転を与えることで解決しています。かつて火縄銃をはじめとする滑空砲がライフリングの発明によって飛躍的な進化を遂げたのと同じように、この新しい発射機構が輪ゴム鉄砲の世界に新たな進化をもたらします。

 

弾道のうつくしさにまでこだわった、究極の一撃

輪ゴムの高速回転によって生じるジャイロ効果が飛翔する輪ゴムの姿勢に安定を与え、乱れの無い安定した飛行姿勢が空気抵抗削減効果をともなって伸びやかな弾道を実現します。形状の不安定な輪ゴムに安定した回転を与えることは非常に難しく、試行錯誤を重ねることで飛距離アップに有効な美しい回転を追究しました。この新しい発射機構が従来の輪ゴム鉄砲にはない独特の射撃感を生み出します。

この新しい仕組みを搭載した輪ゴム鉄砲を相楽製作所では「ホップアップ式輪ゴム鉄砲」と呼んでいます。このホップアップ式輪ゴム鉄砲は輪ゴムが美しい弧を描きながらゆっくりと飛んでいくのが最大の特徴です。弾が飛ぶ軌跡が美しく、また飛んでゆく弾の様子が目で追えるため射撃の楽しさが倍増します。

 

ホップアップ機構の動作原理

ホップアップ機構は、ゴム銃本体側面に取り付けられている2つのプーリーの働きによって実現されています。

前方のプーリーを前方向へ回転させると、輪ゴムの上側だけに強いテンションがかかった状態になります。このときに生じた上下の輪ゴムの張力差によって、発射と同時に輪ゴムに回転を与えることができます。

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ホップアップ機構の動作原理図

後方のプーリーは輪ゴムが解放された瞬間に、輪ゴムの後端を上方向へ振り上げることで、飛行中の輪ゴムの形状をなるべく真円に近い形になるよう調整する機能を果たしています。これがないと輪ゴムは細長い楕円形(キャタピラ形状)で回転を始めます。

回転しながら飛行する輪ゴムは、より真円に近い形で回転させる方が回転エネルギーの損失が少なくなるため回転運動が長時間持続します。この効果によってホップアップ式輪ゴム鉄砲の輪ゴムは、着弾の瞬間まで回転運動が途切れることがありません。

前後プーリー間の距離、位置関係や、プーリー溝の形状および大きさによって、射撃の特性が大きく変化します。このホップアップ機構には相楽製作所のこれまでの研究によって培われたノウハウが凝縮されています。

 実用新案登録番号 第3192981号

 

展示・販売など

■この作品は、手仕事品の販売・購入サイトiichiにて販売しております。

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https://www.iichi.com/shop/sagara-works