ここではガトリング輪ゴム鉄砲の作り方について紹介したいと思います。
輪ゴムを飛ばすガトリング砲は糸を巻き取ることで輪ゴムを発射する方式のものがよく見られます。相楽製作所の開発したガトリング輪ゴム鉄砲「RG800e」は回転翼式を採用しており、より機構的な面白さに重点を置いた設計になっています。
この輪ゴム鉄砲は特殊な工作機械を使わずに製作できることを目指して開発を始めました。できるだけ一般のご家庭にある道具だけで製作できるようにと、複雑な加工はできるだけ排除した作りになっています。
当初は厚紙を用いて製作する計画でしたが強度の問題や部品点数の多さなどにより断念。いろいろ悩んだ結果、カッターでも加工ができてホームセンターなどでも比較的入手のしやすい低発泡塩ビ板(フォーレックス)を使用することになりました。
製作は全て手作業で行いましたが、正直なところ完成までかなりの時間がかかりました。もしこの記事を見て製作に挑戦される方がいれば、夏休み等ゆっくり時間の取れる時に少しずつ作業することをお勧めします。また、電動糸鋸盤などを使える環境があればかなり早く作業を進められると思います。
以下の動画が今回作成したガトリング輪ゴム鉄砲「RG800e」のデモ動画です。
輪ゴムのサイズは16番を使用しています。6本の銃身にそれぞれ6発、合計36発の装填が可能です。基本的には手回し式のガトリング砲ですが、タミヤの遊星ギアボックスを取り付けることで簡単に電動化することもできるようになっています。
それでは以下に製作方法を紹介します。
※はさみやカッターなどを使用します。もし実際に作業される方は、怪我をしないよう充分注意して作業を行ってください。
今回製作に用いた材料は以下のとおりです。
- 低発泡塩ビ板(フォーレックス) 1枚 サイズ:450×600ミリ 厚み:3ミリ
- セメダイン スーパーXG(多用途接着剤)
- セメダインC(工作用接着剤)
- 竹串(15[cm]) 数本
- 紙 A4用紙1枚(プリンター用紙など)
- 厚紙
低発泡塩ビ板(フォーレックス)は以下のような製品です。
私の身近な環境ではホームセンター(コーナン)や東急ハンズなどで購入することができました。
低発泡塩ビ板(フォーレックス)の450×600ミリは製作後も少し余るぐらいサイズに余裕がありました。また低発泡塩ビ板は一般的な工作用接着剤では着きにくいらしいので、低発泡塩ビ板どうしの接着には多用途接着剤を使用しました。
紙は竹串に巻くなどしてスペーサー代わりに少量使用しますが、後で紹介する図面をプリントアウトして使用しますので、その切れ端などでも大丈夫です。厚紙も小さなスペーサーを作るのに少しだけ使用します。
使用する工具は主にカッターナイフと、穴開け用に「キリ」や「ピンバイス」があると良いでしょう。
材料と道具がそろったら以下のリンクから図面をダウンロードしてください。図面は2枚あります。右クリックして「リンク先を保存」してください。なお図面はJPEG形式とPDF形式の2種類を用意してあります。どちらか使いやすい方をお選びください。
ガトリング輪ゴム鉄砲-SAGARA-RG800e-1.jpg
ガトリング輪ゴム鉄砲-SAGARA-RG800e-1.pdf
ガトリング輪ゴム鉄砲-SAGARA-RG800e-2.jpg
ガトリング輪ゴム鉄砲-SAGARA-RG800e-2.pdf