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ダンボール製サブマシンガン型輪ゴム鉄砲RG-700の概要

RG-700はフルオート射撃が可能なサブマシンガン型の輪ゴム鉄砲です。外観のデザインはMP5という実銃がモデルになっています。ダンボールと厚紙だけでどこまで複雑な機構を実現することができるのか、その限界に挑むつもりで開発をスタートしました。

RG-700はセミオート射撃とフルオート射撃を切り替えて使用することができます。セミオート/フルオート射撃が可能な輪ゴム鉄砲はこれまでもいろんな作家さんによって実現されていますが、それら作品の多くは木材等のある程度強度を出しやすい素材で作られています。

RG-700はダンボールという加工のしやすい素材を使ってフルオート射撃を実現するにはどのような機構が最適か、という点に重点を置いて開発を行いました。ダンボールという柔らかい素材でも必要な強度が確保できるように、様々な製作上の工夫が施されています。

RG-700はフルオート射撃が可能というだけでなく、マガジン式の機構を採用することで多くの弾を撃ち続けることが可能です。さらに本体部分は分解可能な構造になっており、摩耗した部品を交換したり破損個所を修理したりしながら長く使用できるような作りになっています。

ダンボール製サブマシンガン型輪ゴム鉄砲RG-700

 

以下は使い方と作り方を説明した動画です。かなり長い動画ですが、すべての作業工程を記録してありますので不必要なところは飛ばして見るような使い方をしてもらえればと思います。

※はさみやカッターなどを使用します。もし実際に作業される方は、怪我をしないよう充分注意して作業を行ってください。

(※遊ぶときには周囲の状況に十分注意し、誤って人や動物に向けて輪ゴムが発射されないように注意しましょう。輪ゴムの装填は銃口を下に向ける等、人のいない安全な方向を向けながら行うようにしましょう。)

RG-700を作成するのに必要な材料はダンボール、厚紙、竹串、輪ゴム、接着剤です。輪ゴムは16番サイズのものを使用します。

使用しているダンボールは約4mmの厚みがあるものです。(コーナンで購入したKN-8という型番のものです。)ダンボールにはいろいろな厚みのものがありますのでご注意ください。以下の設計図は全て4mm厚のダンボールを使用する前提で作成されています。

 

ダンボール製サブマシンガン型輪ゴム鉄砲RG-700の設計図

RG-700-1

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上記がRG-700の設計図です。(上に表示されてるjpeg形式の画像もダウンロード可能な状態にしてありますが、pdf形式の方が正確なサイズで印刷するのに使いやすいと思います。)

 

設計図の印刷方法

上記のpdfファイルをダウンロードしてプリンターで印刷します。この図面はA4サイズの用紙で印刷できる大きさになっています。印刷の際はプリンターの設定をデータのサイズそのままで印刷できるようにしておいてください。(ソフト上の調整で印刷サイズが変わってしまうと設計図通りのサイズで印刷されません。)

具体的には以下のようにして縮尺が100%になる設定を使って印刷します。Adobe Acrobat Readerでpdfを印刷する場合は以下のように”実際のサイズ”というところにチェックを入れると縮尺100%で印刷できます。

実際に正しいサイズで印刷できたかどうかは図面上に印刷されている40mmのメモリを物差しで実測することで確認できるようになっています。

図面上にある各部品の型紙を切り出し、型紙をトレースしながらダンボールや厚紙に形を転写して行きます。転写された形に沿って素材から同じ形の部品を切り出して行きます。

RG-700を構成する部品はほとんどがダンボールでできています。ですが一部の強度が必要な部品に関してだけは厚紙を重ね合わせる製法で作られています。

 

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