ここからはこれまで作成してきた部品を組み上げて行きます。まず1番の部品を裏側が上になるようにして置きます。
続いて8番部品の回転軸を1番部品の前側の穴に以下のようにして差し込みます。
後ろ側の穴には7番の三角翼の軸を差し込みます。
続いて4番と6番から成る部品を1番部品へ接着します。接着剤を使って以下の箇所に接着します。この部品の接着箇所が後ろ過ぎると8番部品(トリガー)の回転が阻害されてしまいますので注意してください。4番部品の後ろ側の出っ張り面と、8番部品(トリガー)の前側の面が、ちょうど面と面で接するような位置関係が理想的です。
続いて9番部品をグリップ部分に接着します。ここでも7番部品(回転翼)の回転が妨げられないような位置を確認しながら接着すると良いです。
あとはもう片方の1番部品で蓋をするのですが、その前に連射機構の動作に問題がないかを確認したいと思います。まず8番部品(トリガー)は輪ゴムの力で常に前方向への力が加えられています。そして7番部品の三角翼は装填された輪ゴムの力によって常に前回り方向の力が加えられています。何もしない状態では以下のように、三角翼は8番部品の上側の角に当たって回転が止められています。
ここでトリガーを引いて8番部品を傾けると三角翼に当たっていた上側の角が外れて三角翼が回り出します。三角翼が回転を始めると装填されてい輪ゴムが1発発射されます。
輪ゴムが1発発射された後、三角翼は今度は8番部品の下側の角に当たって回転が止まります。
回転が止まった後にトリガーを放すと8番部品が元の位置に戻ります。8番部品が元の位置に戻ると、それまで三角翼に当たっていた下側の角が外れて再び三角翼が回り出します。
回り始めた三角翼は8番部品の上側の角に当たって止まります。これで最初の状態に戻りました。以降は同じ動作が繰り返される毎に輪ゴムが1発ずつ発射されます。以上の確認で連射機構が正常に動作するかを確認することができました。8番部品(トリガー)や7番部品(三角翼)が大き過ぎたりすると部品の一部が引っかかったりしてうまく動作しません。その時は引っかかりのある箇所を削って形を調整してください。
動作確認が済んだらもう片方の1番部品で蓋をします。以下のように6番部品と9番部品に接着剤を塗って、上から1番部品を被せて蓋をします。
次は3番の部品をダンボールで1枚切り出して銃身の上部へ接着します。以下の写真の箇所に接着剤を塗って接着します。
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続いて2番と5番の部品をダンボールで2枚ずつ切り出します。(この部品は飾りなので必ずしも必要という訳ではありません。)
5番の部品は接着剤で以下の箇所に接着します。その際、回転軸に接着剤が付かないように注意してください。
2番の部品は以下の箇所に接着します。
続いて反対側にも同様に部品を接着して行きます。
最後にトリガーを復帰させる輪ゴムを取り付けます。以下のようにしてトリガー部品が持つ切り欠きに輪ゴムを引っ掛けます。
輪ゴムを引っ掛ける切り欠きは少し奥の位置にありますので、以下のようにして爪楊枝などを使って輪ゴムを奥まで送り込みます。
トリガー部品が持つ切り欠きに輪ゴムを引っ掛けたら、反対側を持って輪ゴムを前方へ引っ張ります。
銃身前方の三角形の溝に輪ゴムの片側を引っ掛けます。
以下のようになれば完成です。
設計の元になったRG-600と比べると以下のような感じになります。RG-300はRG-600よりも一回り小さな輪ゴム鉄砲になりました。設計の初期段階では今よりさらに銃身長が短かったのですが、あまり短過ぎると輪ゴムが飛ばなくなってしまうので今の銃身長になりました。
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