9番部品の接着にはそれほど強力な接着剤を使わなくても十分だと思います。この箇所の接着には木工ボンドを使用しました。
軸の反対側にも同じように9番部品を接着します。
正面から見ると以下のようになります。
下の段にも同じ要領で的を取り付けていきます。3段全て取り付けると完成です。
この的は輪ゴム鉄砲の軽い衝撃でも倒れるように作られているため、その他の振動でもすぐに倒れてしまいます。的がすぐに倒れないようにするためには以下のようにして、土台の後部に敷物を挟んだりして本体を少し前傾させると良いです。
このストラックアウト的は机などに置いて使用する他、カメラ用の三脚などにも接続して使用できるように、土台の底にネジで固定するための穴を開けてあります。三脚を使用すると高さや傾きを自由に決められるので便利です。
ただ、三脚に付いているネジは短いため、ダンボールの厚さをナット締めするには長さが足りないと思います。多くの三脚ではネジを交換できるようになっていると思いますので、長めのネジに交換して固定してみてください。以下にSLIK F631という三脚を使用した例を紹介します。
まず三脚からクイックシューを取り外します。
クイックシューの裏側からネジを外します。(三脚によっては簡単に外せないものもあります。)
代わりのネジは以下のものを使用しました。三脚のネジがそのまま使えるかも、と思って一応カメラ用ネジに近いウィットネジ(W1/4)とナットのセットを購入したのですが、今回はネジごと変えてしまうので手に入りやすいM6ネジでも問題ないと思います。
代わりのネジをクイックシューの裏からねじ込みます。
クイックシューを三脚に取り付けます。
的の底面にある穴にネジを通します。
ダンボールの上にワッシャーを入れます。
ワッシャーの上からナットで締めます。
以上で三脚への取り付けは完了です。