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狐面を手作りする方法

独特の魅力を持つ狐のお面ですが、紙や木で立体的に作ろうとするとかなりの手間が必要になります。そこでペーパークラフトの技法を使って簡単に立体的な狐面を作る方法を考えてみました。

このお面はすべてが平面で構成されているので、紙を切ったり折ったりする作業だけで作ることができます。きれいな曲面は再現できませんが、平面だけでもそこそこ狐面っぽい形状に作れたと思います。

【2025年03月26日更新】より製品版の狐面に近いデザインで狐面ペーパークラフトを作り直してみました。製作のし易さもVer.2.3の方が向上していると思います。

印刷データは以下のリンクからダウンロード可能です。データは通常の色付きデータと輪郭のみのデータ(白色)があります。オリジナルの絵付けを楽しみたい方は白色データの方をお使いください。

狐面_ペーパークラフト_Ver2_3.pdf

狐面_白_ペーパークラフト_Ver2_3.pdf

補強材_1.pdf

上記のペーパークラフトは紙厚0.24mmの「インクジェット用特厚POP紙」という厚めの紙を使って印刷しています。形状を維持するために以下のような補強材をお面の裏側に接着します。

補強材は「補強材_1.pdf」の型紙を使ってダンボールから切り出します。

以降は旧型の狐面ペーパークラフトに関する記事です。旧型の形状がお好みの方は以降の内容をご参照ください。

狐のお面_1

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狐のお面_2

狐のお面_3

このお面は印刷データを家庭用インクジェットプリンターで印刷して作ることができます。少し厚めの紙で印刷していただくと強度が出て作りやすいかと思います。(このお面は0.16mmの厚さの紙を使用して作っています。)

印刷データではすでに狐の絵柄が印刷されるようになっています。ご自身で好きな絵付けを楽しみたい場合は、設計図と同じ形状の部品を他の白い紙に転写することで、絵柄のついていない狐面を複製することもできます。

作り方を説明した動画を公開しました。かなり長い動画ですが、すべての作業工程を記録してありますので不必要なところは飛ばしながら見るような使い方をしてもらえればと思います。

※はさみやカッターなどを使用します。もし実際に作業される方は、怪我をしないよう充分注意して作業を行ってください。

相楽製作所では張子で作る本格的な狐面も販売しております。興味があればこちらもご覧ください。以下のリンクより商品ページへ移動できます。

張子でできた狐面

紙とダンボールで作る狐のお面の設計図

komen.pdf

設計図の印刷方法

上記のpdfファイルをダウンロードしてプリンターで印刷します。この図面はA4サイズの用紙で印刷できる大きさになっています。印刷の際はプリンターの設定をデータのサイズそのままで印刷できるようにしておいてください。(ソフト上の調整で印刷サイズが変わってしまうと設計図通りのサイズで印刷されません。)

具体的には以下のようにして縮尺が100%になる設定を使って印刷します。Adobe Acrobat Readerでpdfを印刷する場合は以下のように”実際のサイズ”というところにチェックを入れると縮尺100%で印刷できます。

狐のお面_印刷方法

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