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コンピュータは計算結果や取り込んだセンサーの値などに対して判断を行うことができます。計算結果やセンサーの値に対して調査をし、「この値がもし~だったら~をする」というように、その後に実行する処理を決定することを判断と言いますが、この判断の前段階で行われる「調査」の基本となる機能を実現するのが「比較回路」です。

比較回路というのは2つの入力信号が同じであれば「1」を出力する回路のことで、これも「NOT回路」「OR回路」「AND回路」の組合せで作ることができます。構造は以下のようになっています。

 

比較回路

図33.比較回路

 

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端子A0、B0、C0から入力された信号と端子A1、B1、C1から入力された信号に対して、それぞれA0とA1、B0とB1、C0とC1が同じであるかどうかを「AND回路」を使って調べています。「AND回路」の入力に接続された2つの端子の信号が「1」と「1」で同じである場合は出力が「1」になり、どちらかが「1」でどちらかが「0」の場合には出力が「0」になります。2つの端子の信号が「0」と「0」で同じである場合には入力端子の前段に「NOT回路」を接続した方の「AND回路」の出力が「1」になってくれるため、通常の「AND回路」と前段に「NOT回路」を接続した方の「AND回路」のどちらかが「1」の出力を出していれば、2つの信号が同じであることがわかるようになっています。

それぞれA0とA1、B0とB1、C0とC1が同じであるかどうかの結果が回路中段の「OR回路」の出力に現れるようになっています。(「AND回路」と「NOT付きAND回路」のどちらかが「1」であれば「1」を出力するように2つのAND回路の出力がOR回路の入力へ接続されている。)3つの「OR回路」の出力が全て「1」である場合に出力端子Dが「1」になるようになっています。

この回路は端子A0、B0、C0から入力された信号と端子A1、B1、C1から入力された信号が同じパターンである場合にだけ出力端子Dが「1」になるようになっています。このような機能を持った回路のことを比較回路と言います。

 

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