8番の部品の上には滑車の台が乗ってトリガーを押す役割を果たします。14番の部品の高さが精確でなかった場合、滑車がトリガーに当たる位置がズレることで発射不良を起こすことがあります。滑車の台を8番の部品の上に乗せてみて、ピン歯車と滑車台の位置関係が以下の写真のようになるか確認してください。もし滑車台の位置が以下の写真の位置から大きくズレている場合は、14番の部品を削るなどして調整してください。
滑車とピン歯車の正しい位置関係
8番の部品が固定できたら滑車台を本体へ取り付けます。滑車台の中央付近にある軸受け穴に80[mm]の竹串を通し、そのままその竹串を8番、9番の持つ、スリットに挟まれている方の穴に押し込んで固定します。滑車台の中央付近にある軸受け穴は竹串を差し込んでも滑らかに回転できるぐらいにサイズを調整しておいてください。
滑車台は以下のように回転できるようになります。
滑車台が取り付けられたら今度はロックピンが差し込めるかどうか確認します。滑車台を真ん中の位置へ戻した状態で滑車台の後ろにある穴へロックピンを差し込みます。
穴が小さすぎて通らない場合は穴を削って広げます。ロックピンは最後まで差し込むと以下の写真のようになります。ロックピンに結びつけられた糸の端は本体の取っ手の部分に括り付けておきます。