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図面がダウンロードできたら、このファイルをご家庭のプリンターで印刷してください。どちらもA4サイズの用紙で印刷できる大きさになっています。私の場合はWindowsに標準で入っている「ペイント」ソフトで印刷しました。2枚とも縮尺が100%になるように印刷してください。図面左下にある40[mm]のラインを定規で測ると正しい縮尺で印刷できたか確認することができます。

図面が印刷できたら各部品を型紙として切り出して、低発泡塩ビ板に形状を写していきます。

ガトリング輪ゴム鉄砲-図面写し

上の写真の要領で図面を転写して、低発泡塩ビ板をカッターナイフで切り出していきます。低発泡塩ビ板を切る時は一度に深く切り込もうとせず、あまり力を入れ過ぎないようにして、複数回カッターを引いて切っていくとうまく切断できると思います。

各部品にははめ込み用のスリットがあります。スリットが広くなり過ぎると部品を組んだ時のガタつきが大きくなってしまいますので、切り出す時にはスリットの幅は少し狭いぐらいに切り出して、後からヤスリ掛けなどしてちょうど良い幅に調整するのが良いと思います。スリット幅のサイズは低発泡塩ビ板の厚みである3[mm]が少しきつめに入るぐらいにするとガタつきがなく、しっかりと組み上がります。

まずは銃身の一本分を組み立てるのに必要な部品を切り出していきます。銃身一本分の部品が以下になります。

ガトリング輪ゴム鉄砲-銃身一本分の部品

7番、12番、19番の部品を1つずつ、4番、13番、22番の部品を2つずつ切り出します。その他にも竹串から作る回転軸、厚紙で作る丸型スペーサー、回転軸に巻きつけて使うスペーサー用の紙の帯などを作ります。

 

スペーサー用-紙帯

スペーサー用の紙帯は幅が3[mm]、長さを10[cm]程度のサイズで2枚作ります。

 

回転軸などに用いる竹串

回転軸となる竹串は2[cm]のものを2本切り出します。1[cm]の竹串は22番の部品の結合に1本使用します。

 

トリガーの回転軸用スペーサー

丸型スペーサーは22番の部品の回転軸に入れるスペーサーです。直径1[cm]程度の大きさで、中心に回転軸を通す穴を開けます。22番の部品の回転軸は左右に厚紙スペーサーが3枚ほど入るとちょうど良い位置にくると思います。使用する紙の厚さによって枚数は変わるかもしれませんが、回転軸が滑らかに回転するように枚数を調整してください。

 

22番の部品はトリガーとして機能する部品になります。部品に空いている穴は竹串の太さよりも大きくならないように注意してください。2本の竹串を押し込んで2枚の部品を接合します。

トリガー部品の接合1

回転軸となる2[cm]の竹串は下側の穴に、接合用の1[cm]の竹串は上側の穴に押し込みます。ガトリング砲は部品点数も多く、保守性の観点からできるだけ接着剤を使わずに組み上げていきますが、作業効率を上げたい場合などは接着剤で固定してしまっても構いません。22番の部品は塩ビ板どうしの接着になりますので多用途接着剤を使用するようにしてください。

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トリガー部品の接合2

2枚の部品は竹串の真ん中にくるように押し込んでください。22番の部品は輪ゴムの発射機能に影響を与える重要な部品ですので、できるだけ精確に切り出すようにしてください。

 

竹串での接合ができたら次は厚紙のスペーサーを取り付けます。回転軸の左右に3枚ほどの厚紙スペーサーを通します。

トリガー部品のスペーサー1

スペーサーはだいたい以下のような厚みになるようにします。

トリガー部品のスペーサー2

 

トリガー部品が完成したら今度は三角翼を作ります。19番の部品の中央にある穴は竹串の太さより大きくならないように削り出してください。また、この穴は三角翼の回転軸になる竹串が通る穴になりますので、穴の位置が中央からズレないように気をつけないといけません。軸の位置が中央からズレると連発銃の機能がうまく動かなくなって弾詰まりを起こす原因になります。

19番の部品に2[cm]の竹串を真ん中まで押し込んで固定します。

三角翼

 

三角翼の回転軸に紙帯を巻きつけてスペーサーにします。竹串と紙帯は一般の工作用接着剤で接着可能です。三角翼の根元の方に接着剤をつけながら紙帯を巻きつけていきます。

三角翼-スペーサー接着1

紙帯を最後まで巻きつけると以下のようなスペーサーになります。

三角翼-スペーサー接着2

左右に同じように巻きつけて正面から見ると以下のようになります。

三角翼-スペーサー接着3

 

 

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