IR1読込 ※全命令共通動作
「PC」で指定されたアドレスの場所に保存されていた命令が「RAM」の出力端子に読み出された状態になるので、「IR1」レジスタへクロック信号を送り、命令の8ビット分(識別番号が書き込まれている方)を「IR1」へ記憶する。さらにこの時「M2」が下側の経路に接続された状態であるので「PC」の値に+1だけカウントアップされた値が「M2」を通して「PC」の入力端子へと接続された状態になっている。この状態で「PC」へクロック信号を送り、「PC」の値を+1だけカウントアップする。
RAM読込2 ※全命令共通動作
再び「RAM」へ読出し用クロック信号を送り、+1だけカウントアップされた「PC」の示すアドレス番号に従って「RAM」の内容を出力端子へ読み出す。
IR2読込
「IR2」レジスタへクロック信号を送り、命令の8ビット分(ジャンプ先のアドレス番号)を「IR2」へ記憶する。この時「M2」は今後の動作に備えて上側の経路に接続された状態にしておく。
実行1
この段階では「HR」レジスタの値と「IR2」レジスタの値が連結した状態で16ビットのアドレス番号となり、「M2」を通して「PC」の入力端子へと接続されている。この状態で「PC」へクロック信号を送り、「PC」の内容を指定されたアドレス番号へと書き換える。
実行2
次の命令に備えて「M2」は下側の経路に接続された状態に戻しておく。
実行3
動作完了。