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ST命令

識別番号

00100

 

IR2の値の使い方

メモリ回路の書込み先アドレス番号

 

動作の詳細

ST命令は「WR」の内容をメモリ回路内の「IR2」で指定されたアドレスの場所へ書き込むための命令です。

 

実際の回路の詳細動作

RAM読込1 ※全命令共通動作 JUMP命令の詳細動作ページを参照

IR1読込 ※全命令共通動作 JUMP命令の詳細動作ページを参照

RAM読込2 ※全命令共通動作 JUMP命令の詳細動作ページを参照

 

IR2読込

「IR2」レジスタへクロック信号を送り、命令の8ビット分(書込み先アドレス番号)を「IR2」へ記憶する。同時に今後の動作に備えて「M3」と「M4」は上側の経路に接続された状態にしておき、ALUのコントロール端子はA端子に入力された信号がALUをそのまま通過して出力されるよう設定しておく。

 

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実行1

「ALU」へクロック信号を送り、A端子に接続された「WR」の値が「ALU」の出力端子へ出力された状態にしておく。さらにこの段階では「PC」の値に+1だけカウントアップされた値が「M2」を通して「PC」の入力端子へと接続されている。この状態で「PC」へクロック信号を送り、「PC」の値を+1だけカウントアップする。

 

実行2

この段階では「ALU」の出力信号が「M4」を通して「RAM」の入力端子に接続されている。また「HR」レジスタの値と「IR2」レジスタの値が連結した状態で16ビットのアドレス番号となり、「M3」を通して「RAM」のアドレス入力端子へと接続されている。この状態で「RAM」へ書込み用クロック信号を送り、指定アドレスの場所へ「ALU」の出力信号を書き込む。

 

実行3

次の命令に備えて「M3」は下側の経路に接続された状態に戻しておく。

 

CPUの設計図

 

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