あとはもう片方の１番部品で蓋をするのですが、その前に連射機構の動作に問題がないかを確認したいと思います。まずトリガー部品は輪ゴムの力で常に前方向への力が加えられています。そして７番部品の三角翼は装填された輪ゴムの力によって常に前回り方向の力が加えられています。何もしない状態では以下のように、三角翼は２番部品の上側の角に当たって回転が止められています。

ここでトリガーを引いて後ろへスライドさせるとその動きと連動するかたちで２番部品が少し前側へ傾きます。すると三角翼に当たっていた上側の角が外れて三角翼が回り出します。

三角翼が回転を始めると装填されてい輪ゴムが１発発射されます。

輪ゴムが１発発射された後、三角翼は今度は２番部品の下側の角に当たって回転が止まります。

回転が止まった後にトリガーを放すと、トリガーが前側へスライドし２番の部品も後ろ側へ傾きます。２番部品が後ろ側へ傾くと三角翼に当たっていた下側の角が外れて再び三角翼が回り出します。

回り始めた三角翼は２番部品の上側の角に当たって止まります。これで最初の状態に戻りました。以降は同じ動作が繰り返されることで輪ゴムが１発ずつ発射されます。以上の確認で連射機構が正常に動作するかを確認することができます。２番部品や７番の三角翼が大き過ぎたりするとどこかが引っかかったりしてうまく動作しません。その時は引っかかりのある箇所を削ったりして形を調整してください。

動作確認が済んだらもう片方の１番部品で蓋をします。以下のように６番部品と３番部品に接着剤を塗って、上から１番部品を被せて蓋をします。

次は９番の部品をダンボールで１枚切り出します。

９番の部品に接着剤を塗って銃身の上部へ接着します。

続いて５番と８番の部品をダンボールで２枚ずつ切り出します。（この部品は飾りなので必ずしも必要という訳ではありません。）