8番、9番、16番、18番の部品を1つずつ、20番の部品を2つ切り出します。その他、10[mm]の竹串を2本、14[mm]の竹串を1本、45[mm]、80[mm]の先端の尖った竹串を1本ずつ、幅7[mm]長さ150[mm]の紙帯、30[cm]程度の糸を用意します。
16番の部品の穴は竹串を押し込んで固定できるようにきつめに開けておきます。16番の円盤は回転しながら次々とトリガーを押して弾を発射する重要な機構に使用する部品ですので、できるだけ中心に真っ直ぐ穴を開けるようにしてください。穴がどちらかに偏っていたり斜めを向いていたりすると滑車の回転が悪くなったり弾詰まりを起こしたりする原因になります。
16番の部品には14[mm]の竹串を真ん中まで押し込んで固定します。
次に18番の部品に対して以下の写真の位置に10[mm]の竹串を押し込みます。竹串の差し込まれている2つの穴は固定用なのできつめに、反対に残りの穴は軸受けとロックピンを抜き差しする穴なので竹串を差し込んで滑らかに回転できるぐらいの大きさに開けてください。
18番の部品と20番の部品を以下の写真の要領で接合します。
20番と18番の部品は固定用の竹串を通して接合されます。20番の部品の固定用の穴はきつめのサイズになるように開けてください。竹串による接合が難しい場合は多用途接着剤で接着してしまっても構いません。
20番と18番の部品が接合できたら、20番の先端が丸くなっている方にある穴へ滑車の回転軸を通します。
この状態で滑車が滑らかに回転するか確認します。回転しない時は18番の部品が滑車に接触していないか、軸受け穴がきつ過ぎないかを確認して、18番の部品を削ったり20番の軸受け穴を広げたりして調整します。滑車の方を削って小さくしてしまうとトリガーを押し込む量が足りずに発射不良が起きる可能性があるので、できるだけ18番の部品を削って調整するようにしてください。
調整が済んだら上からもう片方の20番をかぶせて固定します。完全に固定してしまう前に滑車の回転に問題がないか確認して、軸受け穴がきつ過ぎる場合は穴を広げて調整します。