2層目が完成したら次は3層目を1層目と同じ要領で作製していきます。再び1番〜4番の部品をダンボールで1枚ずつ切り出し、2層目の上に重ねて接着していきます。4番部品と3番部品の接合には1層目と同じように2本の竹串を使用します。

 

3層目の部品を全て接着すると以下のようになります。

 

※この後、刀身の刃の部分を指でつまむようにして刃先を台形に尖らせる作業を行うのですが、刀身の接合部は接着剤が完全に固まった後だと刃先をつまんで形を変えることができなくなってしまいます。ですので刀身の接着剤が完全に固まる前に刃先を作るところまで作業を一気に進めるか、もしくはこの後の刃先を作る作業の内容を読んで、刀身の接合部だけでも先に刃先が台形になるように形を整えておいてください。

次に刀の棟の部分に厚紙を貼っていきます。この厚紙には刀身の横方向への強度を高める目的と棟部分の手触りを良くする目的があります。特に納刀する際には刀の棟の部分を左手の指の上で滑らせたりもしますので余分な引っかかりなどが無いように形を整えます。

まずは21番の部品を厚紙で1枚切り出し、棟の先端部に接着します。三角形に尖っている方が切先の方向です。

 

続いて18番と19番の部品を厚紙で1枚ずつ切り出し、21番部品の後ろに繋げるようにして接着していきます。(18番と19番は全く同じ形なので18番を2枚で結構です。)

 

20番の部品を厚紙で1枚切り出し、18番、19番の部品の後ろに続けて接着します。ここまでの長さでちょうど棟部分が終わると思います。

 

続いて17番部品を厚紙で1枚切り出し、茎(なかご)の上部に接着します。17番部品の点線部分は以下のように折り目をつけて、棟区(むねまち)部分に合わせて接着します。

 

刃の部分に厚紙を貼ることで刀身の強度が増します。設計図内の11番〜14番が刃に貼り付ける厚紙の型紙になるのですが、これら細長い形状の型紙はトレース中に型紙自体が歪んでしまうことが多かったです。ですので11番〜14番の部品に関しては以下のような型紙の外側を使ってトレースした方が作業しやすいと思います。

 

11番〜14番の部品は厚紙で2枚ずつ切り出し、刃の両側に接着します。以下の要領で刀身の刃文が現れる部分に接着していきます。

11番部品は切先部分を合わせるようにして接着します。

 

11番部品に続けて12番部品を以下の要領で接着します。

 

12番部品に続けて13番部品を以下の要領で接着します。

 

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13番部品に続けて14番部品を以下の要領で接着します。

 

11番〜14番の部品を接着した刃の部分は以下のようになっています。

 

この部分を指でつまむようにして刃先を台形に尖らせます。

 

台形に尖らせた刃先に24番〜26番の紙を接着して形を固定します。24番〜26番は設計図から切り出した紙を直接刃先に貼り付けて使用します。

まずは24番の紙を刃の切先から貼り付けていきます。刃の反りに合わせられるように24番〜26番には切り込み線が入れられています。24番は切り込み線が多い方が切先方向になります。

 

24番に続く形で25番、26番の紙も接着していきます。刃先が丸みを帯びた台形になることで刀を振った時の風切り音がきれいに鳴るようになります。

 

刃先全てを整えると以下のようになります。

 

刀身の茎(なかご)周辺を補強するために15番の部品を接着します。15番を厚紙で2枚切り出し、目釘穴を合わせる形で両サイドから接着します。

 

刀身の柄の根元付近は特に強い負荷がかかりますので、この部分には16番の部品を接着することで強度を高めます。16番を厚紙で2枚切り出し、目釘穴を合わせる形で両サイドから接着します。

 

刀身の仕上げとして10番の部品で鎺(はばき)を作ります。鎺は刀身が鞘から抜け落ちないように固定するための部品なので鞘の口とサイズを合わせる必要があります。ですので鎺を接着するのはこの後に作る鞘が完成した後の方が良いです。鞘の口にちょうどハマるように形を調整しながら接着します。

鎺は鞘の口にハマりやすいように先の方が少し細くなっています。10番部品を厚紙で1枚切り出し、点線の箇所に折り目をつけて鎺になる場所を囲むように接着します。この時、10番部品の上側(短い辺を持つ方)が切先方向となります。

 

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