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前ページで柄頭まで柄糸を巻くことができたので、ここからは柄糸の留め方を載せていきます。

※前ページで説明した通り、本来柄糸の巻き終わりは柄の裏側にならなければいけないところを、今回私のミスで表側で巻き終わる形になっています。従って以降は裏の留め方と表の留め方が逆になっています。

巻き終わりが上になるように柄を置きます。(以下の写真は柄の表側が上になっています。)

 

写真下側の紐を、最後に巻いた紐の交差する箇所の下に通します。

紐を通す箇所にあらかじめ爪楊枝を差し込んでおきます。

紐は目釘穴のある方向から柄頭の方向へと通します。

紐が通せたら上の爪楊枝は抜き取ります。

 

次は以下の写真の箇所に爪楊枝を差し込み、同じ箇所に上側の紐を通します。

紐は柄頭の方向から目釘穴の方向へと通します。

 

ここで一旦、紐の緩みを締めます。

緩みを取り除いたら爪楊枝は抜き取ります。

 

先ほど柄頭の方向から目釘穴の方向へと通した紐、写真の左下へ出ている方の紐を、以下の爪楊枝が差し込まれている箇所へ通します。

※2019年9月30日追記 おそらく、この箇所も間違っています。下の写真では爪楊枝を通している3本の紐の内、わざわざ真ん中の1本を避けて通していますが、3本同じ様に通すのが正しいようです。

紐は目釘穴の方向から柄頭の方向へと通します。

 

ここで一旦、爪楊枝を取り除いて紐の緩みを締めます。

 

柄頭の方向に出た両方の紐を、柄頭の穴へと通します。

 

柄をひっくり返します。

 

以下の爪楊枝を差し込んだ箇所に紐の一方を通します。

 

上で通した紐を再度柄頭の方へ戻し、同じ箇所へ通します。

紐の緩みを締めます。

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上の状態になったら一度爪楊枝を取り除きます。

 

以下の写真の位置に爪楊枝を差し込み、その場所へもう一方の紐を通します。

 

通した紐をもう片方の紐の下にくぐらせます。

 

くぐらせた紐を以下の爪楊枝を差し込んだ箇所に通し、柄頭の方へ戻します。

 

ここで一旦紐の緩みを締め、爪楊枝も取り除きます。

 

柄頭の方へ戻した紐を再度、以下の爪楊枝が差し込まれた箇所に通します。

 

爪楊枝を取り除き、紐の緩みを締めます。

 

結び目の根元付近の目立たない場所に接着剤を付け、結び目が解けないように固定します。

 

余分な紐を切って完成です。

 

以上でダンボール刀の柄巻きの工程は終了です。素人が一から調べながら行った内容ですので間違っている部分もあるかと思いますが、その点はご了承ください。一応は実際の柄巻きと同じ方法で巻いたので、一見するとそれっぽく見えるようにはなったのではないかと思います。

私は最初から両面テープを使って巻き始めたので巻き方もバラバラになってしまいましたが、最初に少し練習してから巻き始めればもっと綺麗に仕上げられると思います。

 

最後にダンボール刀の刀身に柄をはめ込み、目釘で固定します。目釘は割り箸を2cmの長さで切り出したものを使用します。太さは目釘穴のサイズに合うよう削って調整します。

 

鞘に下げ緒を結びつけておくと、よりそれらしくなります。刀の下げ緒は手芸店で「極太」というサイズの紐を2mほど買ってきてくくり付けました。本来の下げ緒は断面が平たい紐なのですが入手性と価格の面からこの紐を使いました。

栗形の周辺に1つの輪ができるように結びます。

 

ダンボール刀の完成です。

ダンボールの刀

 

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