上の状態になったら一度爪楊枝を取り除きます。
以下の写真の位置に爪楊枝を差し込み、その場所へもう一方の紐を通します。
通した紐をもう片方の紐の下にくぐらせます。
くぐらせた紐を以下の爪楊枝を差し込んだ箇所に通し、柄頭の方へ戻します。
ここで一旦紐の緩みを締め、爪楊枝も取り除きます。
柄頭の方へ戻した紐を再度、以下の爪楊枝が差し込まれた箇所に通します。
爪楊枝を取り除き、紐の緩みを締めます。
結び目の根元付近の目立たない場所に接着剤を付け、結び目が解けないように固定します。
余分な紐を切って完成です。
以上でダンボール刀の柄巻きの工程は終了です。素人が一から調べながら行った内容ですので間違っている部分もあるかと思いますが、その点はご了承ください。一応は実際の柄巻きと同じ方法で巻いたので、一見するとそれっぽく見えるようにはなったのではないかと思います。
私は最初から両面テープを使って巻き始めたので巻き方もバラバラになってしまいましたが、最初に少し練習してから巻き始めればもっと綺麗に仕上げられると思います。
最後にダンボール刀の刀身に柄をはめ込み、目釘で固定します。目釘は割り箸を2cmの長さで切り出したものを使用します。太さは目釘穴のサイズに合うよう削って調整します。
鞘に下げ緒を結びつけておくと、よりそれらしくなります。刀の下げ緒は手芸店で「極太」というサイズの紐を2mほど買ってきてくくり付けました。本来の下げ緒は断面が平たい紐なのですが入手性と価格の面からこの紐を使いました。
栗形の周辺に1つの輪ができるように結びます。
ダンボール刀の完成です。